行ったレストランを記録する5つの方法
行ったレストランを記録するいちばんの方法は、専用のレストラン記録アプリを使うことです。訪れたお店がすべて自分の評価つきでマップに並び、行きたいお店は別のリストで管理できます。Googleマップの保存リスト、Googleマップのタイムライン、メモアプリ、カメラロールのアルバムといった無料の方法でも記録はできますが、手間と探しやすさの面でそれぞれ一長一短があります。過去に行ったレストランを探しているなら、タイムラインの設定がオンになっていれば、来店履歴はGoogleマップのタイムラインに残っています(AndroidとiPhoneのマップアプリで、プロフィール写真 →「タイムライン」)。このガイドでは5つの方法をすべて比較します。
「あのすごくおいしかったタコスのお店、どこだっけ?」という疑問の賞味期限は2週間ほどです。それを過ぎると店名は思い出せず、通りの名前は当てずっぽうになり、残る手がかりは食べかけのタコスを写したラベルなしの写真だけ。外食が多いなら、行ったレストランを記録しておく仕組みと、ずっと行こうと思っているお店を控えておく仕組みが必要です。ここでは、手間ゼロのものから多機能なものまで、実際に役立つ5つの方法を紹介します。
1. Googleマップの保存リスト(設定いらずの第一歩)
いちばん手早いのは、すでにスマホに入っている仕組みを使う方法です。Googleマップでレストランをタップ →「保存」→ リストを選びます(「お気に入り」「行ってみたい」、または自分で作ったリスト)。保存した場所はマップ上にアイコンで表示され、リストのリンクを友達と共有することもできます。
- 良い点:無料で、すぐ使えて、どこでも使えて、新しいアプリが要りません。
- 悪い点:手に入るのは星印ひとつだけです。自分の評価も、何を注文したかの記録もなく、「行った」と「大好き」の区別もつかず、数十件を超えるとリストが手に負えなくなります。
保存リストは、ネットで見かけたお店をとりあえず放り込む場所にもなりがちです。リール動画、友達のストーリー、「ベルリンのおすすめベーカリー」の記事など。それでも回るのは、なぜ保存したのかメモのないピンが50個たまるまでの話です。保存するお店の多くがSNS経由なら、TikTokで見つけたレストランを保存する方法のガイドで、「なぜ」を一緒に残せる手順を紹介しています。
2. Googleマップのタイムライン(自動でつく行動記録)
タイムラインの設定(旧称ロケーション履歴)がオンなら、Googleマップのタイムラインは、あなたが実際に訪れたレストランをすでに把握しています。スマホでマップを開く → プロフィール写真 →「タイムライン」。本当に自動で記録されるので、「リスボンのホテルの近くにあったあのお店、何だっけ?」を掘り起こすのに便利です。
- 良い点:さかのぼれます。記録しようと決める前に行った場所も残っています。
- 悪い点:記録されるのは「そこにいた」という事実で、感想ではありません。料理のことも、何を食べたかも、また行きたいかどうかも残らず、常時の位置情報の記録を受け入れる必要があります。
タイムラインは、別の仕組みを支える保険として使うのがいちばんです。記録し忘れたときに、どこにいたかを教えてくれるので、あとから記録を復元できます。ただし主役の記録ツールとしては「あとで探せるか」のテストに落ちます。タイムライン上では「行ったレストラン」と「また行く価値のあるレストラン」がまったく同じに見えるからです。
3. メモアプリやスプレッドシート(手作業の定番)
食べることに本気の人の多くは、ひとつのメモやスプレッドシートを書き足し続けています。店名、都市、日付、注文したもの、10点満点のスコア。自由度は無限で、データはずっと自分のものです。
- 良い点:無料で、自由がきき、将来も使い続けられます。
- 悪い点:マップがなく、眺めて楽しい写真もなく、すべてが自分の根気しだいです。スプレッドシート方式の大半は2か月以内に途絶えます。たいていは食事の途中、表に入力する作業がデザートに負けたときです。
この方法を選ぶなら、列は容赦なく絞りましょう。お店、都市、日付、料理、スコア、ひとことメモ(Googleスプレッドシートでレストランを記録するガイドに、そのまま使えるレイアウトがあります)。列を増やすたびに(「雰囲気」「サービス」「1人あたりの価格」)1件あたりの手間が増え、仕組みの寿命が縮みます。生き残るスプレッドシートは、30秒で更新できるものです。
4. カメラロールのアルバム(写真でつける日記)
都市ごとのアルバムや「グルメ」アルバムを作り、場所と日時は写真のメタデータに任せる人もいます。最近の写真検索(「ラーメン」「リスボン」)のおかげで、思ったより使える方法です。
- 良い点:写真はどうせ撮っています。
- 悪い点:探すときが弱点です。写真検索で見つかるのはどれかのラーメンで、いちばん高く評価したあのラーメンではありません。そもそも評価がまったくありません。
本格的な記録ツールに移っても、写真の習慣は続ける価値があります。料理の写真とメニューの写真があれば、数か月後の「あれ、何て名前だった?」に答えられます。大事なのは、写真をスクリーンショットの山に埋もれさせず、店名と評価のある記録に紐づけておくことです。
5. 専用のレストラン記録アプリ(続けられる仕組み)
レストラン記録アプリが存在するのは、上の4つの方法にそれぞれ欠けているものがあるからです。感想、自動化、マップ、あるいは探しやすさ。専用アプリなら、食べに行った場所がすべてマップに並び、評価とメモがつき、行きたいお店は別のリストで管理できます。
Crumbleは、これに対する私たちなりの答えです(はい、このガイドはCrumbleのサイトに載っています)。3つのこだわりを組み込んだソーシャルなグルメマップです。
- レストランだけでなく、料理を評価する。料理ごとに0.1刻みの星評価をつけるので、記録が「おいしかった?」だけでなく「ここでは何を頼むべき?」にも答えてくれます。
- 行きたいリストを正直に保つ。行きたいお店は別の行きたいリストに入り、来店を記録すると自動で消えます。古い項目が残らず、手作業の整理も要りません。
- 共有するのはネット全体ではなく、友達と。友達のお店があなたのマップに表示され(まだ行っていない場所に絞り込まれます)、知らない人には何も見えません。初期設定で友達限定、EU圏内でホスティング、有料広告なしです。
無料で、どのスマホやノートパソコンでもウェブアプリとして動きます。アプリストアは必要ありません。日々の流れは短く、食事を終えたらお店を選び、料理を評価して、ひとこと添えるだけ。1年続ければ、食べに行った場所すべてが自分の評価順に並ぶマップになります。これは上の無料の方法では手に入らないものです。ほかの優れた専用アプリにはBeli、Yummi、Truffleがあります。それぞれがどんな場合に向いているかは、レストラン記録アプリの徹底比較でまとめています。
行ったレストランを覚えておくためのアプリ
アプリを使うと決めたなら、選ぶ基準はその記録を何のために残したいかです。次回もっと上手に注文するためか、お店同士を順位づけするためか、それともピンをもう一度見つけられれば十分か。主な選択肢をざっと比べると次のとおりです。
| アプリ/方法 | 向いている用途 | 自分の評価 | 行きたいリスト | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Crumble | 友達と共有するプライベートなマップに料理ごとの評価を残す | 料理ごとに0.1刻みの星評価(0〜5) | あり、来店すると自動で消える | 無料 |
| Beli | ランキングリストと大規模な公開コミュニティ | ほかのお店との強制的な順位づけ | あり | 無料(有料プランあり) |
| Googleマップのリスト | 設定いらずで、使い方をもう知っているピン | なし:保存は保存でしかない | 「行ってみたい」リスト | 無料 |
| メモ/スプレッドシート | 完全に自分で管理でき、データがずっと自分のもの | 自分で決めたもの | 手作業 | 無料 |
| Yummi | 写真中心の個人用グルメ日記 | レストラン単位の評価 | あり | 無料(有料プランあり) |
短くまとめると、Googleマップが覚えているのはどこだったか、日記アプリが覚えているのはどんな見た目だったか、そして自分の評価がある記録アプリが覚えているのは行く価値があったかです。たいていの場合、本当に知りたいのはこの最後の点でしょう。機能ごとの詳しい比較は、おすすめレストラン記録アプリの比較をご覧ください。食べに行ったすべてのお店を評価つきの日記にしたいなら、レストラン版Letterboxdのガイドで、いちばん近いアプリを比較しています。どこに行ったかだけでなく、何を注文して各料理がどうだったかまで書き残したいなら、レストラン日記アプリの比較もどうぞ。
レストランの記録を続けるコツは?
どの仕組みを選んでも、失敗の仕方は同じです。記録が止まること。来年も使っている記録と、3月にひっそり終わった記録を分けるのは、次のような習慣です。
- お会計が来る前に記録する。どの食事にも自然な空き時間があります。お皿が下がり、支払いを待っているとき。そこが記録のタイミングです。そのときにやれば習慣の負担はゼロですが、「今夜ホテルで」と後回しにすると、記録の半分は書かれないまま終わります。
- 30秒ルールを守る。1件の記録に30秒以上かかるなら、その仕組みは重すぎます。収まるまで項目を削りましょう。続けている簡素な記録は、やめてしまった詳しい記録に勝ります。価値のある記録には、あとからいつでも詳細を足せます。
- 何を書くかを決めておく。書くのは3つ。何を注文したか、スコア、そして未来の自分に必要なひとこと。「ラーメンを頼む、餃子はパス」「2人でシェアする、量がとても多い」「現金のみ」。内装の説明は省きましょう。内装は写真を見れば思い出せます。
- 「行った」と「行きたい」を分ける。混ぜると行きたいリストが腐っていきます。この2つは役割の違う別々のリストです。ひとつは「どこに行こう?」に、もうひとつは「おいしかった?」に答えます。ちゃんとした行きたいお店リストアプリなら、2つを分けて管理してくれます。
- お店だけでなく、料理を記録する。未来の自分が知りたいのは、どこに行くかだけでなく、何を頼むかです。レストラン単位の「4」では、ラーメンが5で餃子が2.5だったことが隠れてしまいます。
- ハードルを下げる。評価とひとことがあれば、それで完成した記録です。長文を求める仕組みは続きません。目指すのは使える記録で、グルメブログではありません。
どの方法を選ぶべき?
| 方法 | 1件あたりの手間 | 自分の感想が残る | 「行った」と「行きたい」を分けられる |
|---|---|---|---|
| Googleマップの保存リスト | ワンタップ | いいえ | リストを2つ作った場合のみ |
| Googleマップのタイムライン | なし、自動 | いいえ、いた事実だけ | いいえ |
| メモアプリやスプレッドシート | 手入力 | はい、書いた内容がそのまま | 根気があれば |
| カメラロールのアルバム | 写真1枚 | 写真に写っている範囲だけ | いいえ |
| レストラン記録アプリ | 1分未満 | はい、評価とメモ | はい |
外食の頻度に合わせて選びましょう。月に1、2回なら、正直なところGoogleマップの保存リストで十分です(件数が少ないので、あとは覚えていられます)。毎週なら、ピンだけでは1シーズンもたずに物足りなくなります。自分の評価を残せる記録アプリが元を取り始めるのはそこからです。すでにスプレッドシートを使っていてうまく回っているなら、そのまま続けましょう。回っている仕組みは、最初からやり直す必要のあるもっと良い仕組みに勝ります。そして悩みが「行った場所を覚えておくこと」よりも「行きたいお店のリストが手に負えないこと」なら、反対側から、つまり行きたいリストの仕組みから始めて、行ったお店の記録はそこから育てていきましょう。
今夜から記録を始めましょう
Crumbleは無料で、どのスマホやノートパソコンでもブラウザで動きます。最後に食べに行ったお店を記録し、料理を0から5で評価して、ずっと行こうと思っているお店を3つ追加してください。それであなたのマップが始まります。
よくある質問
行ったレストランを記録できるアプリは?
専用のレストラン記録アプリには、Crumble(友達と共有するプライベートなマップに料理ごとの評価を残す)、Beli(大規模なコミュニティのあるランキングリスト)、Yummi(写真中心のグルメ日記)があります。Googleマップの保存リストも、基本的な無料の選択肢として使えます。
Googleマップで行ったレストランを確認するには?
スマホでGoogleマップのアプリを開く → プロフィール写真をタップ →「タイムライン」。タイムラインの設定(旧称ロケーション履歴)がオンなら、レストランを含め、訪れた場所がタイムラインに表示されます。記録は自動ですが、何を食べたか、気に入ったかどうかは一切残りません。そこは手書きのメモか記録アプリが必要です。
行きたいレストランを覚えておくには?
すでに行ったお店とは別に、専用の「行きたい」リストを作りましょう。Crumbleではこれが行きたいリスト(Wishlist)です。来店してレビューを書くとそのお店が自動で外れるので、リストが古くなることがありません。
料理ごとに記録すべき?それともレストランだけ?
実際には料理単位の記録のほうが役に立ちます。「あのお店は4だった」では次の注文の参考になりませんが、「ラーメンは5、餃子は2.5」なら参考になります。Crumbleのように料理ごとに評価できるアプリならこれを残せますが、レストラン単位のアプリや保存リストでは残せません。
行ったレストランを記録できる無料アプリはありますか?
はい。Crumbleは無料で、訪れたレストランをすべて、料理ごとの評価と別枠の行きたいリストとともに個人のマップに残せます。ブラウザで動くので、インストールするものはありません。Googleマップの保存リストも無料ですが、残るのはピンだけで、あなたの感想は残りません。
レストランの記録にはどれくらい時間をかけるべき?
30秒ほどです。お店を選び、食べたものを評価し、「ラーメンを頼む、餃子はパス」のようなひとことを添えます。1回の来店でそれ以上かかる仕組みだと、使わなくなります。長文レビューは、記録の習慣が途絶えるいちばん多い原因です。
